名も無きおじさんの読書感想文

国語力のたいしてない名も無きおじさんが独自の読書感想文を書く予定。

2020-01-01から1年間の記事一覧

微差力  斎藤一人

[最近は、小説ではなく自己啓発本とか実用書のようなモノを読んでいます。 自己啓発本は、同じような事を書いているので、たくさん読んでも同じような気がしますが、言い方が違ったり、違う本のほうが良く理解できたりします。 斎藤一人さんの本も良く読むん…

さよなら渓谷 吉田修一

渋い文章☆☆☆☆☆ 読みやすさ☆☆☆☆ 男の心の闇☆☆☆ 真木よう子主演の映画を観て、くっきりしなかったので読んでみました。 映画は、真木よう子や雑誌記者の視点で描かれてましたが、大学時代に、集団暴行の犯罪を犯した男の視点から書かれているのかな。 犯罪を犯…

告白 湊かなえ

嫌な気分 ☆☆☆☆☆ 名作かも? ☆☆☆ オススメ度 ☆☆☆ 面白さ ☆☆☆ 内容 ☆☆☆ 読みやすさ ☆☆☆ 読みやすいとか、面白いとかの感想の多い小説でしたので読んでみました。 確かに、速く読もうとしたら読めたんですが、同じ事件をいろんな人から見て繰り返すので、展開が…

スマホを落としただけなのに  志駕 晃

読みやすさ☆☆☆☆ エロ度☆☆ 内容☆☆☆ 面白さ☆☆☆ 北川景子主演で映画化されている小説。映画は題名が気になってだけど見ていません。 彼氏が、スマホを落としただけなのに、危険な事件に巻き込まれる話でした。 スマホを犯人に拾われて、データを奪われる。スマ…

ドロップ 品川ヒロシ

読みやすさ☆☆☆☆☆ 面白さ☆☆☆ 内容☆☆☆ オススメ☆☆☆ 下ネタ☆☆☆[ お笑い芸人、品川ヒロシが書いた自伝的小説。不良に憧れ、不良になるところから始まる。地元の不良の仲間になるために、気合いと口先で頑張る。 そのかいあって、リーダー各の達也と仲良くなる。…

連続殺人鬼カエル男  中山七里

オススメ度☆☆☆☆ おもしろさ☆☆☆☆☆ 怖さ☆☆☆☆☆ グロテスク☆☆☆☆ 内容☆☆☆☆☆ カエル男という題名と、少しコミカルなカエル男が描かれてる表紙に心動かされ読んでしまいました。 たぶん面白いはずと。読んでみると、相当面白かったですね。ミステリーとか読まないの…

容疑者Xの献身  東野圭吾

オススメ度☆☆☆ 面白度☆☆☆ 内容☆☆☆ 大人気作家東野圭吾の直木賞受賞作。 天才物理学者と天才数学者の対決が見所。 ガリレオこと天才物理学者湯川の大学時代の唯一ライバルと呼べる男、天才数学者石神は、高校教師になっていた。 大学卒業後、両親の面倒を見る…

13階段 高野和明

面白さ☆☆☆☆☆ オススメ☆☆☆☆ 内容☆☆☆ 死刑や死刑執行がテーマとして扱われているので、重くなりそうだけど、そこまで深刻に重くならずに読み進めます。 軽く死刑や死刑執行について考えるには良い本だと思います。 ハラハラドキドキ読めますので、単純に読んで…

下町ロケット 池井戸潤

読みやすさ☆☆☆ 面白さ☆☆☆ 内容☆☆☆☆ オススメ度☆☆☆☆☆池井戸潤先生の直木賞受賞作品。 ドラマで見て内容知ってるので読む意味あるのか疑問でしたが、はっきり言って読んで良かったです。何度でも読み返しても良い名作だと思います。 是非この本で、幸せの種と…

神様のカルテ 夏川草介

読みやすさ☆☆☆☆ 面白さ☆☆☆ 内容☆☆主人公は、医者になって5年目。長野県、松本城の近くの地域医療を行う地方病院で働き続ける。365日24時間対応を掲げている病院のため、昼は内科医、夜は救急医の名札をつけて救急医になる。内科医であるが、夜は、外科が行…

清須会議 三谷幸喜

読みやすさ☆☆☆☆ 面白さ☆☆☆☆ 内容☆☆☆ 本能寺の変による織田信長の死後、行われた清須会議を三谷幸喜さんがユーモラスにコミカルに描いた作品である。 本能寺の変で、織田信長とほぼ同時に後継者だった嫡男信忠も死亡したため、織田家の正当後継者を決める必要…

100回泣くこと 中村航

読みやすさ☆☆☆☆☆ 内容☆☆ 泣ける度☆☆☆ この本も読みたかったんですが、やっと読みました。カバーの絵や、『百回泣くこと』から大体読む前から、どんな話か想像できます。百回泣くって、それしかないでしょう。 読み初めは、何気ない日常や、犬の事。バイクの…

モンスター 百田尚樹

読みやすさ☆☆☆☆☆ 面白さ☆☆☆☆☆ 内容☆☆☆☆ 気になってた小説で、読んでみると、むちゃくちゃ面白くて、楽に読めました。 美容整形に興味あるとか知りたいと思う人は、読んで損はないと思います。 百田尚樹さんの作品は、『永遠のゼロ』『カエルの楽園』を読みま…

夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神

読みやすさ☆☆☆☆ 面白さ☆☆☆☆ 内容☆☆☆ 夢をかなえるゾウ第二弾。貧乏神という言葉に反応して、読みだしました。 テーマが貧乏。心揺さぶられますね。 『ドリーム貧乏』『ガネーシャ貧乏』『お駄賃貧乏』の3つあると解説。 『ドリーム貧乏』は、大きな夢を持っ…

億男

読みやすさ☆☆☆☆ 内容☆☆ 面白さ☆☆ お金にまつわる名言がちりばめられている。お金と幸せが、この本のテーマ。 『人生に必要なもの。それは勇気と想像力と、ほんの少しのお金さ』チャーリーチャップリン。 『貨幣とは、奴隷制度の新しい形だ』トルストイ。 『…

君の膵臓をたべたい

読みやすさ☆☆☆ 内容☆☆☆ 泣ける度☆☆☆☆☆ 後数年で50になろうとするおっさんが、高校時代の純愛を描く【君の膵臓をたべたい】を読んでみました。 小説を読む前に、実写映画やアニメ映画を見て、どちらもが感動して泣けました。小説も残り50ページあたりから非常…

こころ 夏目漱石

読みやすさ☆☆ 面白さ☆☆ 内容☆☆☆30年以上前の高校一年生の時に、読書感想文用に買わされた小説【こころ】。 その当時は、夏目漱石さんが明治の人で言葉使いが古く、『よござんすか?』とか使わないよって思ってました。 『恋は罪悪ですよ』って頻繁に出てきて…

孤舟 渡辺淳一

面白い☆☆☆ 読みやすさ ☆☆☆☆ 内容☆☆ 渡辺淳一先生というと私が20才ぐらい、27年前ぐらいに、軽く読書し始めた時に初めてのめりこんだ作家さんです。 元医者さん。直木賞作家ということで興味を持ちました。初期の医学物は面白かったですね。野口英世の実像を…