容疑者Xの献身 東野圭吾
オススメ度☆☆☆
面白度☆☆☆
内容☆☆☆
大人気作家東野圭吾の直木賞受賞作。
天才物理学者と天才数学者の対決が見所。
ガリレオこと天才物理学者湯川の大学時代の唯一ライバルと呼べる男、天才数学者石神は、高校教師になっていた。
大学卒業後、両親の面倒を見る必要にせまられ、生計が立てられない数学者の道を断念し、高校教師の職につく。
そんな彼は、隣に住む子持ちの女性に密かに恋心を抱いてた。その女性がアパートで、離婚した男を思わず殺してしました。
その女性の罪があばかれないように、石神は天才数学者の頭脳を使って、あらゆる策を練るのだった。
そんな策も、いずれは天才物理学者湯川に謎を解明されるのだけど、トリックっていうのか、東野圭吾と石神に最後のほうまで騙されました。
石神の無償の愛。惚れた女性のために、そこまでするのかという事をします。
石神に感情移入できるかが、面白いかどうかだけど、何か人命軽視してるように思えるので納得できないモヤモヤが残ります。
映画は、堤真一さんが石神を演じてましたが、また違った石神を想像できますので読む価値はあるかもしれません。