名も無きおじさんの読書感想文

国語力のたいしてない名も無きおじさんが独自の読書感想文を書く予定。

13階段 高野和明

面白さ☆☆☆☆☆
オススメ☆☆☆☆
内容☆☆☆


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死刑や死刑執行がテーマとして扱われているので、重くなりそうだけど、そこまで深刻に重くならずに読み進めます。
軽く死刑や死刑執行について考えるには良い本だと思います。
ハラハラドキドキ読めますので、単純に読んで面白いです。


主人公は、傷害致死で人を殺した事のある青年と、刑務所の看守で死刑執行の作業をした
事のある中年男。
その二人が謎の依頼人から、死刑囚の冤罪を証明してくれと多額の報酬で依頼される。
謎の依頼人とは誰か。真犯人は誰か。証拠品の隠し場所は?
ハラハラドキドキする展開で楽しめました。
エンターテイメント小説として秀逸です。
衝撃な結末。
人を殺したり、憎んだり、負の連鎖が起こる。やっぱり人を殺したらダメだなと改めて思う。
死刑も死刑にされるほどの罪がなくならない限り無くなることはないのだろう。