名も無きおじさんの読書感想文

国語力のたいしてない名も無きおじさんが独自の読書感想文を書く予定。

億男

読みやすさ☆☆☆☆
内容☆☆
面白さ☆☆

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お金にまつわる名言がちりばめられている。お金と幸せが、この本のテーマ。
『人生に必要なもの。それは勇気と想像力と、ほんの少しのお金さ』チャーリーチャップリン
『貨幣とは、奴隷制度の新しい形だ』トルストイ
『お金は世界に君臨する神である』イギリスの神学者トマスフラー。
『諸悪の根源はお金そのものではなく、お金に対する愛である』サミュエル・スマイルズ
『うまくお金を使うことは、それを稼ぐことと同じくらい難しい』ビル・ゲイツ
『お金は鋳造された自由である』ドストエフスキー
『金持ちが、お金をどのように使うのか分かるまで、その人間を褒めてはいけない』ソクラテス
『動機はお金ではない。本当に面白いのはゲームすることだ』ドナルド・トランプ
『富は海の水に似てる。それを飲めば飲むほど、喉が渇いていく』ショーペンハウアー
『世間は、金持ちを尊重し、偉人として認識する』アダム・スミス
『市場を支配してるのは数字ではなく人間の心理だ』ジョージ・ソロス
『どんな人間でもカネで買収されない者はいない。問題はその金額である』ゴーリキ。
などなど。


まあこの本は自分的には納得しずらい部分があった。お金の大事な機能で、お金は、品物やサービスと交換できる。交換機能が有ることをあまり書かれていない。
次に貯めることができる貯蔵機能がある事にも触れられていない。そこが不満ですね。

主人公は、お金と幸せの答えを探す。
欲が人生を狂わす事を知る。また自分は何の欲もない事に気づく。
また欲がないのも、明日を生きていく気力を奪うものだと知る。
家族を失いそうになって、家族を取り戻したいという欲が出てきたことに気づく。

お金があったら確かに幸せだが、あんまりお金が有りすぎると働く気力がなくなるという事を言いたかったのかな僕は思う。
また、突然お金がたくさん入ってきても、おかしくなっちやうという事を。