名も無きおじさんの読書感想文

国語力のたいしてない名も無きおじさんが独自の読書感想文を書く予定。

夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神

読みやすさ☆☆☆☆
面白さ☆☆☆☆
内容☆☆☆


f:id:talgotofifetyhappy:20200705134948j:plain

夢をかなえるゾウ第二弾。貧乏神という言葉に反応して、読みだしました。
テーマが貧乏。心揺さぶられますね。
『ドリーム貧乏』『ガネーシャ貧乏』『お駄賃貧乏』の3つあると解説。
『ドリーム貧乏』は、大きな夢を持っているものの、その夢にとらわれるあまりお客さんのことが全然見えていない人たち。お客さんから望まれていないことを、かたくなに続けているイタイ人。

ガネーシャ貧乏』は、ガネーシャは目の前の誘惑、例えばタバコや甘いものをいっさい我慢できない。そういう人は、お金があればすぐ使ってしまうし、仕事でも大変そうなことがあると、すぐに避けてしまうので貧乏なことが多い。そういう人は、我慢したらその先にいいことがあると想像したらいい。

『お駄賃貧乏』は、嫌な作業をするとお金もらえると考える。作業する前からもらえる金額が決まっているので、いかに楽して作業を終わらせるか考える人になる。すると給料の範囲でしか仕事をしないし、仕事をできるだけ減らそうと考えるので給料が増えることはない。そういう人は、お金は楽しい事をしたらもらえるもの。決められた金額をもらうのではなく、お客さんを喜ばした分だけもらえるものと考えるといい。

主人公は、ドリーム貧乏。26歳の時会社を辞めて、お笑い芸人を目指すも、8年たった今34歳になっても芽がで出ず、売れない芸人を続けている。
そこに自称お笑いの神と称するガネーシャが現れ、 コンビを組んでコントの大会に出る事になる。
そういう中で成長していき、ピンではなくコンビ。ボケではなく、突っ込み。表舞台ではなく裏方。のほうが楽しいし、向いている事に気づく。
お笑い芸人として苦労した経験が、最終的にいかされるようになった。
自分かホントに楽しい事。自分が活躍できる場所見つける事が貧乏脱出につながるのかな。幸せの種を見つけたい人読んで見てください。