告白 湊かなえ
嫌な気分 ☆☆☆☆☆
名作かも? ☆☆☆
オススメ度 ☆☆☆
面白さ ☆☆☆
内容 ☆☆☆
読みやすさ ☆☆☆
読みやすいとか、面白いとかの感想の多い小説でしたので読んでみました。
確かに、速く読もうとしたら読めたんですが、同じ事件をいろんな人から見て繰り返すので、展開がほとんど進まないので、面白くなかったですね。設定もチープ感じたし。軽く読むと面白くなかった。
なんぼなんでもベストセラーが、こんなに面白くないはずがないと、二回目はじっくり読んでみました。
すると、登場人物の醜い所とか弱さとか見えてきて、読みやすいんですが、憂鬱になってきてページが進まなくなりました。
スマホを落としただけなのに 志駕 晃
読みやすさ☆☆☆☆
エロ度☆☆
内容☆☆☆
面白さ☆☆☆
北川景子主演で映画化されている小説。映画は題名が気になってだけど見ていません。
彼氏が、スマホを落としただけなのに、危険な事件に巻き込まれる話でした。
スマホを犯人に拾われて、データを奪われる。スマホに追跡アプリを埋められる。
個人情報を握られる。
スマホが乗っ取られれる。パソコンが乗っ取られる。フェイスブックが乗っ取られる。
フェイスブックで成り済ましなどする。
スマホやインターネットの危険性を学べました。
物語は、序盤、中盤と面白かったのですが、後半に向かうにつれて面白くなくなりました。
まあ本は、面白いで終わったらダメだと思ってますので、インターネットの事や男女のつながりが勉強できたので良かったです。
ドロップ 品川ヒロシ
読みやすさ☆☆☆☆☆
面白さ☆☆☆
内容☆☆☆
オススメ☆☆☆
下ネタ☆☆☆
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お笑い芸人、品川ヒロシが書いた自伝的小説。不良に憧れ、不良になるところから始まる。地元の不良の仲間になるために、気合いと口先で頑張る。
そのかいあって、リーダー各の達也と仲良くなる。それからは、4,5人の仲間たちとケンカに明け暮れる日々。下ネタあり。
私は、作者の品川ヒロシと同年代なので、ドラコンボール、ガンダム、ジャッキーチェンの話題では思わずほくそ笑みました。
これが、ワンピースやエバンゲリオンや進撃の巨人とかの話題だとついていけない。
作風としては、夏目漱石の「坊っちゃん」と同じだと思います。
自分が経験したことを面白おかしく伝える。自分から見た視点だけで。
視点が自分からしかないので、人生は自分が主人公だと思うには、いいですね。
お笑い芸人なので、小説家みたいな文章ではないので、気楽に読めました。
連続殺人鬼カエル男 中山七里
オススメ度☆☆☆☆
おもしろさ☆☆☆☆☆
怖さ☆☆☆☆☆
グロテスク☆☆☆☆
内容☆☆☆☆☆
カエル男という題名と、少しコミカルなカエル男が描かれてる表紙に心動かされ読んでしまいました。
たぶん面白いはずと。読んでみると、相当面白かったですね。ミステリーとか読まないのでわかりませんが、相当面白くて完成度の高い作品だと思いました。
怖いのとグロテスクなのと痛そうなシーン多かったので、誰にでもオススメできませんが、ハイレベルな作品だと思います。読書経験の少ない私にとって今のところ一番面白い作品かもしれません。
主人公の新米刑事が、感情で動き過ぎやと思った。刑事だから私情を挟んだらダメですね。
また、途中でそれは起こらないだろうという事が起こるのだけど、人の不安が頂点に達すると、そうなるかもと考え直しました。
容疑者Xの献身 東野圭吾
オススメ度☆☆☆
面白度☆☆☆
内容☆☆☆
大人気作家東野圭吾の直木賞受賞作。
天才物理学者と天才数学者の対決が見所。
ガリレオこと天才物理学者湯川の大学時代の唯一ライバルと呼べる男、天才数学者石神は、高校教師になっていた。
大学卒業後、両親の面倒を見る必要にせまられ、生計が立てられない数学者の道を断念し、高校教師の職につく。
そんな彼は、隣に住む子持ちの女性に密かに恋心を抱いてた。その女性がアパートで、離婚した男を思わず殺してしました。
その女性の罪があばかれないように、石神は天才数学者の頭脳を使って、あらゆる策を練るのだった。
そんな策も、いずれは天才物理学者湯川に謎を解明されるのだけど、トリックっていうのか、東野圭吾と石神に最後のほうまで騙されました。
石神の無償の愛。惚れた女性のために、そこまでするのかという事をします。
石神に感情移入できるかが、面白いかどうかだけど、何か人命軽視してるように思えるので納得できないモヤモヤが残ります。
映画は、堤真一さんが石神を演じてましたが、また違った石神を想像できますので読む価値はあるかもしれません。
13階段 高野和明
面白さ☆☆☆☆☆
オススメ☆☆☆☆
内容☆☆☆
死刑や死刑執行がテーマとして扱われているので、重くなりそうだけど、そこまで深刻に重くならずに読み進めます。
軽く死刑や死刑執行について考えるには良い本だと思います。
ハラハラドキドキ読めますので、単純に読んで面白いです。
主人公は、傷害致死で人を殺した事のある青年と、刑務所の看守で死刑執行の作業をした
事のある中年男。
その二人が謎の依頼人から、死刑囚の冤罪を証明してくれと多額の報酬で依頼される。
謎の依頼人とは誰か。真犯人は誰か。証拠品の隠し場所は?
ハラハラドキドキする展開で楽しめました。
エンターテイメント小説として秀逸です。
衝撃な結末。
人を殺したり、憎んだり、負の連鎖が起こる。やっぱり人を殺したらダメだなと改めて思う。
死刑も死刑にされるほどの罪がなくならない限り無くなることはないのだろう。